組織の未来をデザインする人的資本経営の力
Talent Management Review vol.3
近年、ESG経営や無形資産を重視する国際的な動きや国内の雇用関連制度改善の動きを受け、企業に人的資本経営の推進や人的資本に関する情報開示を求める動きが活発化しています。非常に良い傾向だと思われる一方で、懸念される事象も起きています。 本稿では、人的資本経営を組織の未来をデザインするための力とするべく、求められる姿勢や視点を紹介します。
近年の急速な環境変化やデジタル技術の発展により、IT部門・デジタル部門は、システム運用の担い手から、事業変革を主導する役割へと変化することが求められています。
本サービスでは、IT部門の変革に向け、ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の策定を支援します。
業界動向や企業の戦略も踏まえ、メンバーの主体性を引き出すワークショップを通じて多様な意見を抽出・体系化し、納得感のあるMVVを導出します。
これにより、想いの含まれた部門の方向性が明確にされ、各活動の原動力・推進力となり、企業全体の競争力の向上に寄与します。
POINT 1
昨今の激しい環境変化やデジタル技術の急速な普及などを受け、IT部門の役割は大きく変容しています。従来の、業務部門の要件をシステム化し、システムの安定運用とその低コスト維持を担う受け身のIT部門の形から、業務部門と共に事業・業務を変革していく担い手へとありかたを変容していくことが求められています。
そのための各種整備に先駆け、IT部門全体として目指すありかた“ミッション・ビジョン“を策定し、共通的な目標と価値観を持ったうえでIT部門自体が変革を遂げることにより、企業全体の変革に寄与することが重要です。
POINT 2
フォーティエンスのビジョン(MVV)策定支援サービスにおいては、世の動向を踏まえたIT・デジタル部門の在り方の方向性などを示唆しつつ、企業の戦略・計画なども踏まえ、IT部門メンバーの意見・想いをもとに論理的・構造的に、ミッション・ビジョン・バリューを導出、言語化していきます。
これにより、導出根拠の網羅性による検討内容の包括性を担保し、メンバーや上層部にとって自分事となりやすく、かつ論理性を担保した腹落ち感のあるMVVの策定が可能となります。
POINT 3
IT部門全体を巻き込む情報抽出とMVV策定の実施に加え、上位組織・また関連の深いビジネス部門との必要に応じた策定ビジョンの合意形成が重要となります。
包括的な導出根拠・考慮すべき要素に対して、段階的な導出・合意形成により、主体的かつ納得性のあるプロセスでの成果物作成を目指します。
以下、中長期ビジョン→直近ビジョンとして段階的に導出したアプローチ事例を記載します。
POINT 4
フォーティエンスのコンサルタントは、他社にはない強みを持って、IT部門・デジタル部門のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)策定支援において自分事となり、確かな変革へとつながるよう強いバリューを発揮します。
■IT部門との長いパートナー関係にもとづく確かな知見(実態に即した課題状況や、変化に対応した目指すべき姿)
多くのクライアント企業のIT部門の変革支援、CIOサポートの長らくの実績にもとづく、IT部門の課題状況や目指す姿についての実例をもとに支援します。その包括的な知見をもとに、企業独自の現状や方向性、文化・価値観に即した変革の方向性を示唆します。
■多様な意見や想い、情報を抽出、論理的に整備したうえで導出へつなげる手法(アンケート・ワークショップ・フレームワーク)
数多くの実績にもとづき体系化されたワークショップやアンケート、インタビューなどの手法を通じ、多様で率直な意見・想いを組織全体から抽出するノウハウを有します。
また、IT部門のメンバーが自分事として考え、想いを表明いただくことをリードする確かなファシリテーションとそれを体系化しまとめるフレームワークの知見も有します。
■豊富な実績・ノウハウによるリード力、共通認識を促す言語化および成果物作成のケイパビリティ
IT部門をはじめとする多様な部門における、目指す姿やミッション・ビジョン(MVV)策定などの豊富な実績にもとづくノウハウを活かし、変化の激しいビジネス環境において部門組織が一丸となってミッション・ビジョンを検討していけるようリードします。
また、その中で共通認識を促すことも考慮した言語化の伴走支援もいたします。
Talent Management Review vol.3
近年、ESG経営や無形資産を重視する国際的な動きや国内の雇用関連制度改善の動きを受け、企業に人的資本経営の推進や人的資本に関する情報開示を求める動きが活発化しています。非常に良い傾向だと思われる一方で、懸念される事象も起きています。 本稿では、人的資本経営を組織の未来をデザインするための力とするべく、求められる姿勢や視点を紹介します。
データマネタイゼーション事業立ち上げ経験者300名を対象に実施した定量調査に加え、20社以上へのインタビューとコンサルティング現場での経験を踏まえ、データマネタイゼーション事業の成功に向けたポイントを解説します。
Talent Management Review vol.2
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