IT部門の自律的変革をリードする将来の幹部候補研修

IT部門は業務効率化にとどまり、新たな価値創出には十分貢献しきれていないケースも多く、新技術活用の進展によりその存在意義自体が問われています。しかしながら、IT部門メンバーのビジネス企画経験不足やマネタイズ課題などもあり、IT部門としての新規事業構想は推進され難い実態もあります。

本サービスでは、IT部門の幹部候補がこれまでの専門知見を活かしつつ、主体的に実現可能なビジネスモデルを構築していけるよう、「パターン適用アプローチ」を採用し、アイデア創出から事業設計までのプロセスを実践的に学ぶワークショップを提供しています。

フォーティエンスコンサルティングは、IT部門支援の豊富な実績やITを活用した最新ビジネスモデルの知見を活かし、ビジネスモデル構築の枠組みと実践的な事業創出の場を提供します。

ビジネス変革をリードすることが強く求められるIT部門

POINT 1

IT部門に対し、ITによるビジネス変革をリードすることが求められて久しいものの、IT部門人員数は全従業員の2~3%程度が一般的であり、IT化の企画は、ITを専門としない社員が技術の本質を理解しないまま発案し、実現に向けてIT部門のメンバーが活動しているという図式がよく見受けられます。
また、IT部門からの提案は現在のビジネスをいかに効率化するかという改善に留まり、経営層が望む「ITでビジネス変革をリードすべし」という要望に応えられていないIT部門が多いことも見受けられます。
一方で、IT部門所属の社員のうち、半数近くが運用・保守に従事している企業もあり、クラウドや新技術の活用増加に伴い、業務の縮小/変化も予測され、存在意義自体が薄れるという危機感も高まる傾向にあります。

フォーティエンスでは、維持運用・保守の軸は抑えつつも、ITに関する知見を活用した新規ビジネス創造などにも業務シフトしていくことも肝要と考えています。

IT部門の新規ビジネスアイデア発想・事業設計を促すパターン適用アプローチ

POINT 2

多くのIT部門幹部は経営貢献しようと積極的に企画・提案活動を促していますが、リーマンショック以後、長きに渡りコスト削減気運が高いこともあり、新たなビジネスを考える経験も少なく、下記のように躓くケースが散見されます。

これらの課題に対処しつつ、IT部門が専門的知見を活かした有効なビジネスアイデアを考え、事業構想を立てられるよう、フォーティエンスでは、将来のIT部門幹部候補向けにビジネスモデルや収益モデル等のパターン適用アプローチによるワークショップ形式の研修プログラムを提供しています。

3種類の新規ビジネスモデル検討ワークショップ

POINT 3

フォーティエンスでは、ビジネスアイデア発想に焦点を絞った「ビジネスアイデア抽出ワークショップ」、すでにあるアイデアの事業設計を対象とした「事業設計ワークショップ」、これらを統合した「ビジネスモデル検討ワークショップ」の3つの研修プランを提供しています。

フォーティエンスコンサルティングの強み

POINT 4

フォーティエンスのコンサルタントは、ビジネスモデル構築の方法論だけでなく、IT部門の幅広い業務支援経験と最新ITを活用したビジネスモデルに精通しており、IT部門メンバーの想いを形にするようワークショップをリードします。

■お客様の状況に沿ったビジネスモデル検討
ビジネスモデルの構築手法を学ぶ一般的なワークショップとは異なり、アイデアや実現手段の検討など、すべてお客様の実ビジネスを題材に実施します。そのため、有望な新ビジネスモデルのアイデアや事業モデルをそのまま実際のビジネスに適用していくことが可能です。

■最新IT活用を前提としたIT部門に相応しいビジネスモデルを検討
ビジネスモデルは、IoTやAIなどの最新ITの活用を意識して検討します。
また、IT部門の幅広い業務支援実績と、最新ITを活用したビジネスモデルに精通したコンサルタントがワークショップをリードするため、IT部門ならではの参加者の高度なIT知見を引き出しながら議論を深めていくことが可能です。

■有望なアイデアの実現に向けたアフターサポート
有望なビジネスアイデアの実現にあたっては、総合コンサルティングファームとして、各業務の専門家が改革を支援いたします。
また、プロトタイピングやパートナリングに際しては、親会社であるNTTデータや顧客ネットワークをご活用いただくことも可能です。

調査 / レポート

組織の未来をデザインする人的資本経営の力

Talent Management Review vol.3

近年、ESG経営や無形資産を重視する国際的な動きや国内の雇用関連制度改善の動きを受け、企業に人的資本経営の推進や人的資本に関する情報開示を求める動きが活発化しています。非常に良い傾向だと思われる一方で、懸念される事象も起きています。 本稿では、人的資本経営を組織の未来をデザインするための力とするべく、求められる姿勢や視点を紹介します。

組織の未来をデザインする人的資本経営の力

データマネタイゼーション調査レポート

データマネタイゼーション事業立ち上げ経験者300名を対象に実施した定量調査に加え、20社以上へのインタビューとコンサルティング現場での経験を踏まえ、データマネタイゼーション事業の成功に向けたポイントを解説します。

データマネタイゼーション調査レポート

なぜタレントマネジメントシステムに成功事例が少ないのか

Talent Management Review vol.2

タレントマネジメントとは、「会社として人材管理機能全体(採用〜代謝)のレベルを事業に同期させて、向上させる取り組み」と整理できます。 この考えのもと、多くの企業でタレントマネジメントシステムの導入が進む一方、十分に活用しきれていない企業が多いのが現状です。 本書では、タレントマネジメントシステムの活用がうまくいかなくなる理由とその解決策を紹介します。

なぜタレントマネジメントシステムに成功事例が少ないのか