フォーティエンスコンサルティング株式会社(旧社名:株式会社クニエ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口 重樹、以下フォーティエンス)は、SCM(サプライチェーンマネジメント)変革のためのワークショップサービス「re:Quickstart workshop(読み:リクイックスタートワークショップ)」を、本日より提供開始しました。
本サービスは、SCM課題に特化した3日間の対面型集中ワークショップです。「課題探索」「目的の再定義」「施策検討」「実装準備」の4フェーズで構成されたフォーティエンス独自の変革手法「価値構造再探求モデル™」を採用することで、表層的な課題だけでなく、その前提や背景にある根本課題までを問い直し、有効性の高い解決策の立案が可能になります。例えば「SCM変革」をワークショップのテーマとする場合、在庫過多や欠品といった表層的な問題だけでなく、その背景にある業務プロセスや意思決定・組織間連携といった根本課題までを整理したうえで、具体的な実行計画を策定できるようになります。また、ワークショップで得られた気付きや施策案を一過性の学びや議論にとどめず、実業務での検討・実行・改善につなげることで、お客様自身による自走的なSCM変革を支援します。
背景
これまで多くの企業のSCM変革は、専門家が課題に対する「正解」を示し、現場がそれを実行するという形で進められてきました。しかし需要変動や地政学リスクが複雑化する現在、持続的なSCM改革の実現においては他者から示された解決策をなぞるのではなく、現場や関係企業がそれぞれの知恵を持ち寄り、自ら前提を問い直し、新しい価値を生み出す「対話の場」が欠かせません。一方で、こうした対話は設計や進行が不十分な場合、単なる議論にとどまり、実際の業務に生かせないケースも多くあります。
フォーティエンスは、SCMおよびS&OP(Sales and Operations Planning)領域における業務改革支援を通じて製造業のサプライチェーン変革に関する知見を蓄積し、2025年から共創型・自走型の変革を支援する「サプライチェーン・DXイノベーションワークショップソリューション」を提供してきました。そして今回、変革の対話を活性化する同ソリューションの知見に、書籍『AI時代のサプライチェーン・エコシステム』(参照:関連情報)で示した変革手法「価値構造再探求モデル」を組み合わせ、SCMの前提や構造まで掘り下げて根本課題から変革を描く、SCM特化型の体系的メソッド「re:Quickstart workshop」として再設計しました。
概要
「re:Quickstart workshop」は、価値構造再探求モデルを土台とした、SCM変革のためのワークショップ設計・ファシリテーション支援サービスです。本サービスは、単なるアイデア出しや研修にとどまらず、サプライチェーンを多面的に診断する視点や、固定観念を問い直すための独自の診断ツールやフレームワークを用いて、参加者自身が変革の主体となり、ワークショップ終了後に動き出せる具体的なアクションプランまでを設計します。
特長
1. 変革手法「価値構造再探求モデル™」に基づき根本課題へアプローチ
ワークショップではジェネラティブSCM注1の変革手法・フレームワークである「価値構造再探求モデル」を活用しています。「課題探索(前提を揺らし、現在地を可視化)」→「目的の再定義(新しい座標軸で捉え直す)」→「施策検討(未来を描く)」→「実装準備(行動)」の4フェーズで体系化された同モデルを活用することで、サプライチェーンに日々起きる出来事の背後にある「パターン」や「構造」、さらにその根底にある「ものの見方・前提」までを段階的に掘り下げます。
これにより、例えばSCM変革の課題において、在庫過多・欠品・需給不一致といった表面的な課題に個別に対処するのではなく、なぜその問題が繰り返し起きるのかを意思決定構造や組織の前提まで遡って見直せるようになります。参加者自身が課題の根本要因を捉え、変化に応じて判断する力を高めることで、持続的なSCM改革につなげます。
2. 議論を一過性で終わらせず、実行に移せる状態をつくる
本サービスでは、議論内容を単なるアイデアの共有にとどめず、ワークショップ終了時点で実行に着手できる状態をつくります。なお、ワークショップ後の実行フェーズについては、フォーティエンスのコンサルタントによる伴走支援も別途提供しています。これにより、「議論はしたが、何も変わらない」状態を防ぎ、「誰が・いつまでに・何をするか」を明確にして、実業務への適用につなげます。
なお、設計・進行に生成AIや、Miro Inc.および日本法人ミロ・ジャパン合同会社が提供するビジュアルコラボレーション基盤「Miro」等のデジタルツールを活用することで、議論をその場で可視化・構造化し、認識のズレを早期に解消しながら、発散したアイデアを整理・優先順位付けできます。対話が属人的なメモに終わらず、ワークショップ後に活用できる記録・施策案として残り、その後の実行支援へ円滑に引き継げます。
3. 体系化された、再現性のある3日間プログラム
本サービスは、書籍『AI時代のサプライチェーン・エコシステム』で示した変革手法や問いの設計を3日間の集中ワークショップとして体系化しました。対象スコープはサプライチェーン全体から特定の業務領域まで、お客様の課題や状況に応じて柔軟に設定できます。

関連情報
- 書籍『AI時代のサプライチェーン・エコシステム』:https://www.fortience.com/insight/books/260706/
- 「サプライチェーン・DXイノベーションワークショップソリューション」:https://www.fortience.com/solutions/scm/supply-chain-transformation-workshop/
フォーティエンスのSCM、S&OP領域における支援について
フォーティエンスコンサルティングは、次世代型のグローバルSCM構築をはじめ、S&OP(Sales and Operations Planning)に関する知見と実践経験をもとに、企業のサプライチェーン変革を支援しています。高い専門性と深い業務理解に基づく課題解決力に、NTTデータグループのデジタル技術・実装力、NTTの研究開発成果を掛け合わせ、変化の激しい環境下でも意思決定と実行を加速できる仕組みづくりを推進します。 特に、SCM改革企画・改革ワークショップ、SCM/S&OP成熟度診断、SCMデータインサイトなどに加え、サプライチェーンリスクマネジメント、SCM-ESG(「責任ある人権サプライチェーン」構築支援)、サプライチェーンGX、サプライチェーンデザイン/ネットワーク・リデザイン、Global SCP/S&OP業務構築やDemand Planning高度化、さらにはSCM人材アセスメント/トレーニングまで、構想策定から実装・定着、人材育成までを一貫して支援します。
注1:ジェネラティブSCMとは、コスト削減や効率追求を中心とする従来のSCMから、目的・構造・学習を捉え直して価値を生み出し続けるSCMへの転換を提唱する考え方です。「目的と関係性」「人と組織」「オペレーションとAI」「戦略と戦術」「学習と成長」という5つのレンズから、サプライチェーンを機械的な最適化の対象としてではなく、自律的に学び進化する一つの生態系(エコシステム)として捉え直す考え方です
*「価値構造再探求モデル」は、フォーティエンスコンサルティング株式会社の商標です
*本文中のその他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です
【本件に関するお問い合わせ先】
■報道関係に関するお問い合わせ先
フォーティエンスコンサルティング株式会社
広報担当 甘田(かんだ)
E-mail:pr-info@fortience.com
■サービスに関するお問い合わせ先
フォーティエンスコンサルティング株式会社
SCM/S&OP担当 光村・笹川
Tel: 03-3517-2292 (代表)
E-mail:komuram@fortience.com
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