データマネタイゼーション調査レポート
データマネタイゼーション事業立ち上げ経験者300名を対象に実施した定量調査に加え、20社以上へのインタビューとコンサルティング現場での経験を踏まえ、データマネタイゼーション事業の成功に向けたポイントを解説します。
多くの企業では、IT環境の全体像を把握できておらず、IT投資や要員配置などに関する意思決定において属人的な判断に依存する傾向があります。加えて、一過性の情報集やライセンスなどの特定目的に限定された管理のため、マネジメント層の意思決定も十分に支援されていないことも散見されます。
CIOコックピットは、こうした課題を解決するため、IT環境に関連するデータを継続的に収集・可視化し、ファクトにもとづく意思決定を促すサービスです。可視化されたデータを活用し、経営層が的確な判断を下すことで実行側となるIT部門の納得感も高まり、施策の精度も向上します。また、フォーティエンスの豊富なIT部門支援実績を活かし、各企業に適したユースケースを設計することにより、実現性の高いソリューションを提供します。
POINT 1
IT/デジタル化への期待の高い現在のビジネス状況において、CIOやIT部門責任者は、自社やグループ・グローバルでのIT環境・状態を把握し、スピード感も考慮したうえでの対応が求められています。
特に赴任後のマネジメント層は、自社のIT環境理解も薄い状況下で、IT投資等に関する決断が求められ、経験や勘に頼らざるを得ないケースが多く発生しているものと認識しています。
また、多くの企業がIT環境に関する情報収集は対応しているものの、一過性・ライセンス/資産管理のみで利用など、意思決定を支援しうる有用な情報管理までは実現されていない状況も散見されます。
POINT 2
これらの状況に対しフォーティエンスは、自社のITに関する状況を迅速かつ継続的に収集するだけでなく、効果的な意思決定に繋がる可視化を合わせて実施することが肝要と考えます。
全社のITコスト内訳や要員配置状況、プロジェクト進捗などの情報を目的を持つことにより効率的に収集し、可視化した上での分析を可能とすることで、他社事例や思い付きに頼らず、真に検討すべき課題を明らかにします。また、収集したファクトデータをもとにマネジメントが自ら判断したうえでの指示は、IT部門メンバーの納得度を高めることにもつながり、その結果、企画・実行・評価段階においても、方向性やターゲットを間違えずに、期待する成果を生み出すことが可能となります。
POINT 3
フォーティエンスでは、情報収集と可視化において、具体性のあるユースケースの設定が最重要であると考えています。
この議論を深め、自社の状況に合わせ現実に即したコックピットを設計することこそが、情報収集の負荷抑制と迅速な導入を可能にするとともに、明確なユースケースに即したNEXTアクションへと繋がります。
POINT 4
フォーティエンスのコンサルタントは、これまで様々な角度・視点・立場から多くのIT部門/情報システム部門の支援をしてきました。
これらの豊富な実績にもとづき、お客様の立場に立って共に検討するアプローチを採ることで、実現性の高い方法を提言いたします。
■次の一手につながるユースケースの導出
フォーティエンスでは、いわゆるベストプラクティスだけではなく、様々な支援実績にもとづくアクションベースでの検討を最も重視しております。状況に応じたユースケースの議論をもとにすることで、CIOやマネジメント層には、自社のIT環境の理解を深めるのみならず、今後のプロアクティブな活動を促進します。
■無駄のない情報収集、実判断に活用可能なビジュアライズ
本取り組みでは、CIO目線での判断に役立つ可視化と、現場の立場や負荷に配慮した情報収集の効率化の両立が重要だと考えています。フォーティエンスでは、CIOサポートのみならず、IT部門の様々な業務支援実績もあり、多様な目線を活かし、適切なバランスを保ちながら効果的に推進します。
データマネタイゼーション事業立ち上げ経験者300名を対象に実施した定量調査に加え、20社以上へのインタビューとコンサルティング現場での経験を踏まえ、データマネタイゼーション事業の成功に向けたポイントを解説します。
~企業内の最後の暗黒大陸、調達購買業務の見える化を進める~
企業のDXが進むなか、調達購買業務のDX、なかでも購買取引に関するデータの収集・分析・活用は、ほとんどの企業ができていません。 なぜ調達購買業務のDXは進まないのでしょうか? 多くの企業の調達購買業務DXに関する現状と、共通する課題を掘り下げ、今後の調達購買業務DXの進め方について解説します。