バックオフィス業務改革支援

金融業界は現在、金利ある世界への回帰や異業種参入による競争激化、顧客ニーズの変化やデジタルシフト、そしてAI技術の急速な発展などを背景に、事業構造の転換を迫る大きな環境変化の渦中にあります。
この変化に対応し、持続的な成長を遂げるためには、新たな商品・サービスの迅速な投入や高度な顧客体験の提供、異業種との共創による収益の多様化などが不可欠です。
しかし、その実現を阻む要因のひとつとして、複雑化・肥大化したバックオフィス業務の存在があります。レガシー化した業務プロセスやシステム資産は、コスト効率の悪さによる単純な収益の圧迫だけでなく、事業構造の変革や顧客ニーズの充足に対する足かせとなり、重要な経営課題のひとつとなっています。
たとえば、オペレーションコストやリスクの低減に向けた業務プロセスの集約・標準化・BPO戦略の検討、法令改正対応に伴うシステム改修、AIをはじめとしたサービスの競争力を保つための先端ソリューションへの対応など、バックオフィス領域におけるお客さまの課題は多彩で、かつインパクトの大きい傾向にあります。

提供価値

POINT 1

フォーティエンスコンサルティングでは、こうした複雑化・高度化する経営環境のもと、金融機関が持続的な成長と競争優位性を確立できるよう、バックオフィス業務の効率化に係る構想策定から実行支援まで、一貫したコンサルティングサービスを提供しています。
金融業界出身メンバーの豊富な業務知見と、NTTデータグループのシナジーを活かした生成AIなど先端ソリューションの知見を掛け合わせ、お客さまの課題を解決する最適なソリューションと、そこから得られる価値創出に貢献いたします。

アプローチ

POINT 2

バックオフィス業務改革の成否は、上流工程(構想策定および要件定義)の品質に大きく左右されます。フォーティエンスコンサルティングは、業務知見とシステム知見の双方を兼ね備えた専門家による高品質な支援が可能であり、プロジェクト全体の成功に資する確かな価値を提供いたします。

アウトプットイメージ

POINT 3

定量分析~要件定義書の作成まで幅広い成果物のご提供が可能です。以下に示すアウトプット例だけでなく、プロジェクトの状況やお客さまのご要望に柔軟に対応し、最適な成果物をご提供します。

プロジェクト実績

POINT 4

フォーティエンスコンサルティングでは国内の金融機関に向けて、業務改善に係る豊富なプロジェクト実績を有しています。たとえば、融資審査業務プロセスの刷新や経理部向けソリューション導入、バックオフィス業務システムの全社展開などの事例がございます。

調査 / レポート

サプライヤーマネジメントの進化

~「サプライヤーマネジメント」から「戦略的サプライヤーマネジメント」へ、そして「バーチカルチェーンマネジメント」へ~

昨今、供給不足やサプライチェーン分断、地政学リスクの顕在化などにより企業を取り巻く環境が大きく変わる中、企業はサプライチェーン全体でQCD+αの適正化を実現する取り組み「戦略的サプライヤーマネジメント」に取り組んでいく必要があります。 本ホワイトペーパーでは、従来のサプライヤーマネジメントと戦略的サプライヤーマネジメントの違いや実現事例を取り上げます。 また、今後、調達購買部門主導で企業の競争力強化を実現する有効なアプローチとして、川上から川下までを含むバーチカル(垂直)でバリューチェーンを最適化する「バーチカルチェーンマネジメント」の概念や取り組みについても紹介します。

サプライヤーマネジメントの進化

サプライヤの人権に関する取組状況の調査

日本企業におけるサプライヤの人権デュー・デリジェンス(人権DD)の実施状況や調達業務への活用状況など、サプライヤの人権DD実施や調達業務への活用に関する課題が何かを把握するために、実態調査を行いました。 当社が過去実施した個別インタビューや調査で得られた日本企業の実態や課題などについて紹介します。

サプライヤの人権に関する取組状況の調査

GHG(温室効果ガス)排出量削減の取組状況調査

「Scope3 GHG排出量可視化・削減の取組」は難易度が高いとされていることから、現状の「GHG排出量算定・検証」、「目標設定」、「削減施策実行」、「サプライヤとの取引への反映」に関する取り組み状況と課題を把握するために調査を行いました。 当社が過去実施した個別インタビューや調査で得られた日本企業の実態や、先進企業における最新の課題とともに、GHG削減の取り組みを成功に導くポイントについて解説します。

GHG(温室効果ガス)排出量削減の取組状況調査

事業グロース調査レポート

新規事業立ち上げ後の「事業グロース」に携わったことのあるビジネスパーソン314名を対象とした実態調査を実施し、“失敗する事業グロースの特徴”を20のポイントとしてまとめました。 そして調査・分析結果に加え、事業グロースを成功に導くための要点を「フォーティエンスの提言」として解説します。

事業グロース調査レポート

D2C実態調査レポート

D2C事業の従事者1,239名へのインターネット調査を行った結果、D2C事業が成功した企業はわずか32%に留まり、68%が失敗している事実が明らかになりました。 当社は、これまでのD2C関連プロジェクトの支援実績や国内外D2Cの事例調査、インタビュー調査結果等をふまえ、D2C事業の成功と失敗を分ける16の分岐点を導出し、D2C事業を成功に導くためのポイントを解説します。

D2C実態調査レポート

データマネタイゼーション調査レポート

データマネタイゼーション事業立ち上げ経験者300名を対象に実施した定量調査に加え、20社以上へのインタビューとコンサルティング現場での経験を踏まえ、データマネタイゼーション事業の成功に向けたポイントを解説します。

データマネタイゼーション調査レポート

サブスク事業に関する実態調査

なぜ91%のサブスクは失敗するのか?

サブスク事業経験者500名への定量調査から判明した、「失敗するサブスク 17の特徴」について解説します。 コンサルティング現場での経験を踏まえ、サブスク事業の成功・失敗に関わるノウハウを「フォーティエンスの提言」として提示。

サブスク事業に関する実態調査

Insight