サプライヤーコラボレーション

本サービスでは、組立製造業、小売業、商社などのサプライチェーン全体での情報活用を目指す企業を支援します。特に上流サプライヤーとの連携に関する課題と対策を複数のユースケースとして準備し、構想策定・企画検討 からサプライヤー参画促進、効果検証、プラットフォーム構築・導入までトータルで支援します。
これらの支援により、サプライチェーン全体での需要/供給の最適化、在庫可視化、リスク管理、意思決定の最速化/高度化をはじめとしたサプライヤーコラボレーションが可能となります。 また、プラットフォームでは自社情報とサプライヤー情報を適切なセキュリティー/権限管理に基づき相互に共有する仕組みを構築することで、企業間での情報連携を実現します。

サプライヤーコラボレーションの進化に向けた構想策定・企画検討

POINT 1

サプライチェーンマネジメント、サプライヤーコラボレーションの進化に向けては、適切な現状把握と目指すべき姿/施策の定義が肝要です。
弊社はSCM・調達業務診断から、サプライチェーンコラボレーションに特化した業務分析診断、サプライヤー状態診断まで、現状を把握するための分析診断ツールを用意しています。これらを用いて適切に現状把握を行った上で、自社のありたい姿とそのための施策を立案し、実行計画・ロードマップの策定を支援します。

情報共有基盤の構築による情報伝達の効率化・精度向上

POINT 2

グローバルサプライチェーンの混乱や原材料などの世界的供給不足に起因したサプライチェーンにおける資材調達難は、供給における部材制約をブラックボックスなものとしています。これにより自社の製品の生産計画立案に影響を及ぼし、顧客に対して適切なアロケーション・供給回答ができなくなります。また、サプライヤーとの情報授受はメール・Excelで行われていることで非効率な情報伝達となっていることが多く見られます。本サービスでは自社とサプライヤーの間における情報共有基盤を構築し、計画や指示、実績データを共有・可視化することで、情報伝達の効率化や計画・実行業務の精度向上を実現します。

サプライヤーとの連携強化に向けた戦略的アプローチ

POINT 3

サプライヤーとの連携強化に向けては、すべてのサプライヤーに対して同一レベルの連携は事実上不可能である点を踏まえたアプローチが必要です。サプライヤーが求めるメリットも各社で異なります。自社との関係性や、サプライヤーのIT化状況等を踏まえたサプライヤーのセグメント化とセグメント毎の連携レベル定義を行い、これを踏まえて段階的に連携を拡大していくアプローチが求められます。フォーティエンスはこれまでの実績・ノウハウを踏まえた展開計画立案、各サプライヤーへのアプローチ設計と実行まで含めて一貫した支援をおこないます。

調査 / レポート

サプライチェーン途絶リスクに備えよ

~SCMに組み込むべきリスクマネジメント方法論(2025年度版)~

地震や風水害などの自然災害に加え、ウクライナや中東での紛争激化、米中対立を軸とした輸出入管理の強化などを背景に、企業のサプライチェーンが途絶し、顧客に製品やサービスが供給できなくなるリスクが高まっています。 本資料では、こうしたサプライチェーン途絶リスクへの対応力強化の具体的な進め方、およびその実効性を高めるための課題と対応方針について、最新事例を交えつつご紹介します。

サプライチェーン途絶リスクに備えよ

サプライヤーマネジメントの進化

~「サプライヤーマネジメント」から「戦略的サプライヤーマネジメント」へ、そして「バーチカルチェーンマネジメント」へ~

昨今、供給不足やサプライチェーン分断、地政学リスクの顕在化などにより企業を取り巻く環境が大きく変わる中、企業はサプライチェーン全体でQCD+αの適正化を実現する取り組み「戦略的サプライヤーマネジメント」に取り組んでいく必要があります。 本ホワイトペーパーでは、従来のサプライヤーマネジメントと戦略的サプライヤーマネジメントの違いや実現事例を取り上げます。 また、今後、調達購買部門主導で企業の競争力強化を実現する有効なアプローチとして、川上から川下までを含むバーチカル(垂直)でバリューチェーンを最適化する「バーチカルチェーンマネジメント」の概念や取り組みについても紹介します。

サプライヤーマネジメントの進化

サプライヤの人権に関する取組状況の調査

日本企業におけるサプライヤの人権デュー・デリジェンス(人権DD)の実施状況や調達業務への活用状況など、サプライヤの人権DD実施や調達業務への活用に関する課題が何かを把握するために、実態調査を行いました。 当社が過去実施した個別インタビューや調査で得られた日本企業の実態や課題などについて紹介します。

サプライヤの人権に関する取組状況の調査

GHG(温室効果ガス)排出量削減の取組状況調査

「Scope3 GHG排出量可視化・削減の取組」は難易度が高いとされていることから、現状の「GHG排出量算定・検証」、「目標設定」、「削減施策実行」、「サプライヤとの取引への反映」に関する取り組み状況と課題を把握するために調査を行いました。 当社が過去実施した個別インタビューや調査で得られた日本企業の実態や、先進企業における最新の課題とともに、GHG削減の取り組みを成功に導くポイントについて解説します。

GHG(温室効果ガス)排出量削減の取組状況調査

調達購買業務DXは何故進まないのか

~企業内の最後の暗黒大陸、調達購買業務の見える化を進める~

企業のDXが進むなか、調達購買業務のDX、なかでも購買取引に関するデータの収集・分析・活用は、ほとんどの企業ができていません。 なぜ調達購買業務のDXは進まないのでしょうか? 多くの企業の調達購買業務DXに関する現状と、共通する課題を掘り下げ、今後の調達購買業務DXの進め方について解説します。

調達購買業務DXは何故進まないのか

Insight