組織の未来をデザインする人的資本経営の力
Talent Management Review vol.3
生成AIをはじめとするテクノロジーの急速な普及にともない、企業におけるIT戦略の役割は大きく変化しています。テクノロジーを導入することそのものではなく、自組織の経営戦略と結び付けて活用できるかどうかが、企業の競争力を左右する時代に入りました。こうした環境のもと、自社の文脈でIT戦略を構想し、推進できる人材の確保・育成が、多くの企業にとって喫緊の経営課題となっています。
一方で、企業の現場においては「戦略立案の方法論が体系化されていない」「ITと組織全体の方向性を統合的に捉えることが難しい」といった声が依然として多く聞かれ、IT戦略を担いうる人材の育成は容易ではないのが実情です。
こうした課題認識のもと、当社は、社員一人ひとりがIT戦略を自ら考え、自らの言葉で語り、自らの手で実行に移すことができる——その実行力を組織に定着させることを目的とした本研修を、体系的かつゲーム要素を取り入れた実践的なプログラムとして提供いたします。
POINT 1
DXの加速、生成AIの台頭、クラウド・セキュリティへの対応など——IT部門が担う役割はかつてないほど広がっています。しかしその一方で、「戦略の考え方がわからない」「ITと組織全体の方向性をつなげて考えられない」「毎年同じような計画をなんとなく更新している」という声は依然として多く聞かれます。
問題の本質は、IT戦略を「体系的に」考え、「包括性や全体感をもって」検討、推進するための方法論が組織に根づいていないことにあります。本研修は、この課題に正面から向き合い、実務に直結する戦略立案の思考法とフレームワークを体系的に学べるプログラムです。
POINT 2
本研修では、経営環境の分析や経営戦略との整合に基づくIT戦略施策の立案、IT投資の優先順位づけ、ロードマップ策定など、IT戦略・計画の立案に必要なフレームワークと思考プロセスを、講義と実践ワークを通じて体系的に習得できます。カリキュラムは、コンサルティングの現場で実際に用いられているフレームワークをもとに設計し、理論にとどまらず受講後の実務に直結する内容としています。さらに、受講企業の実課題を題材とした小ワークやゲーム要素を取り入れたグループワークにより、戦略を「考える力」と、それを施策として「形にする力」の双方を養います。
対象者
IT/DX部門でIT戦略・計画の検討・策定に携わる担当者様
研修概要
開催形態:集合研修(講義 + グループでのワークショップ)
期間:2日間(ご希望に応じて複数日に分けての開催も可能です)
受講料:お問い合わせください(企業規模・カスタマイズ内容により応相談)
研修内容
1日目:
IT戦略・計画策定の概要や、その策定に向けた基本的な考え方を、方法論や事例を交えた講義で解説します。マクロな視点から具体的なミクロの視点まで段階的に落とし込み、理解を定着させるための小ワークを交えて進めます。
受講内容(一部抜粋)
・IT戦略の全体像と経営戦略との連携
・企業における戦略とその理解の重要性
・企業・組織における戦略・計画とその事例
・戦略・計画の立案における要諦
・外部・内部の環境分析手法
・環境分析からIT戦略テーマの導出(小ワーク)
・戦略・計画の策定アプローチ
2日目:
1日目の学習を実践知へと高めるため、参加者全体を1つのIT部門と見立て、当社が用意した「IT戦略施策カード」をもとに、実際のIT戦略・計画の策定に取り組みます。
参加者は各IT機能のグループ(アプリ、インフラ、セキュリティなど)に分かれ、人材リソースや各機能の予算といった具体的な制約のもとで、他グループと連携・調整しながら検討を進めます。IT部門全体として整合し、実現性のある5カ年の戦略・計画を、グループ間で協働しながら立案します。
これにより、これまで個別の関与でしか見えなかった戦略・計画策定を全体観をもって捉え、理論的な考え方と現実的な制約を踏まえたロールプレイとして体験できます。受講後の実務に直接活かせる実践力の習得を目指します。
POINT 3
①実務直結のフレームワーク設計
本研修は、コンサルティングの現場で実際に用いられているIT戦略立案のフレームワークと思考プロセスをもとに設計しています。理論的な体系性と実務的な使いやすさを両立し、受講後はそのまま自社の戦略検討に活用できます。
②「IT戦略を考える力」を養うワークショップ設計
受講企業の実際の課題や状況をテーマにしたワークショップを通じて、単なるインプットにとどまらない実践的な立案経験を積めます。「わかる」を「できる」に変える演習設計により、自社のIT戦略の方向性を受講当日から具体的に検討し、議論につなげられます。
③チームで受講することで「共通言語」が生まれる
IT部門の複数メンバーが同じ場でインプットし議論することで、戦略立案の考え方が組織の共通言語になります。受講後も担当者間の認識のズレを防ぎ、IT部門全体として一貫した戦略推進につなげられます。
HRカンファレンス 2026 春(日本の人事部)
その人事システムで戦えるか:意思決定基盤へ転換する「次世代人事システム」
~組織を変えていく人材を、失わないためには~
その人材定義で戦えるか:人材"OS"を書き換える「スキルの4層構造モデル」
「リスク可視化」と「人材育成」で実現する強靭な組織作り
日本の人事部
メンタルヘルス不調の新しい構造要因と対策
~NTTデータグループのノウハウで実現する組織人事革新~
第14回 人材マネジメント研究会
人事システム導入プロジェクトはDX人材育成の好機
ジョブ型を取り入れる前に考えておきたいこと
後期・単身高齢者の増加に対応する新たな社会システムの構築に向けて
“運用”に潜む落とし穴を回避し、制度を成功させるための対応とは
【第2回】人事業務をエコシステム化した際の落とし穴を回避するには
【第1回】人事業務の変遷とエコシステムという選択肢
「接続性」「透明性」「柔軟性」から見るコミュニケーション変革設計とは
米国証券取引委員会のルール改訂は他人事か
人事PMIの全体像と基幹人事制度統合の進め方
【第3回】女性活躍推進を成功させる“意識改革・チェンジマネジメント”
【第2回】ワーキングママ・パパの活躍を支える施策
急速に変化する環境に対し、俊敏に適応するアジャイル組織のケイパビリティ
高卒採用のトレンド変化と採用活動の変革
新卒採用者離職防止に必要な真のエンゲージメント向上施策
Z世代にアプローチする採用チャネル活用術
FTEからの脱却、要員計画で必要な視点
人的資本の情報活用が紡ぎだす経営の“未来”
未来につながる人的資本開示の“仕組みづくり”
人的資本の情報整備と、開示への1stステップ
【第1回】女性活躍推進の基本的なステップ
そのKPIは信頼できるか?人材データの健全性とその効用
“やらされ”開示対応にせず実業務に生かすためのKPI設定
Talent Management Review vol.2
メタバース導入がタレントマネジメントに与える影響
メタバース導入がビジネス活動と社員向けサービスに与える影響
人的資本の情報開示およびISO30414の概要を理解する
ダイバーシティ推進の課題と人事の役割