事業グロース調査レポート
新規事業立ち上げ後の「事業グロース」に携わったことのあるビジネスパーソン314名を対象とした実態調査を実施し、“失敗する事業グロースの特徴”を20のポイントとしてまとめました。 そして調査・分析結果に加え、事業グロースを成功に導くための要点を「フォーティエンスの提言」として解説します。

事業を行う上では、そのビジネスモデルを支え実現させる業務や組織、ITシステム、パートナーといった、ビジネス・ストラクチャーと呼べるものが存在します。
新規事業の立ち上げにおいて、ビジネスモデルの検討は重視されやすい一方で、このビジネス・ストラクチャーについては検討の優先順位が下がりがちであり、それによって後に問題が生じることが起こりえます。
フォーティエンスでは、このビジネス・ストラクチャーの検討不足に起因する新規事業の落とし穴を回避するための「ビジネス・ストラクチャー構築支援サービス」を提供致します。
(※ビジネス・ストラクチャー:ビジネスモデルを支え実現させる業務や組織、ITシステム、パートナーなど)
POINT 1
新規事業開発において、その起点・根幹となる事業アイディア・構想や、それを事業として成り立たせるビジネスモデルが重要であることは広く認識されていると言えます。
しかし、そのアイディア・構想を実現し、ビジネスモデルを支えるビジネス・ストラクチャーをおざなりにしてしまうことで、新規事業立ち上げの直前や立ち上げ後にその検討漏れや不具合が露見し、事業に大きな悪影響を与えたり、ビジネスモデルが十分に機能しないといったことがあります。
フォーティエンスでは、これまでの当社支援事例や公知事例から、以下7つの陥りがちな落とし穴を導出しています。
詳しくは、こちらの記事をご参照ください。
POINT 2
陥りがちな落とし穴を避けるためには、ビジネスモデルを検討する段階で、それを支えるビジネス・ストラクチャーはどうあるべきかを見極める必要があります。
例えば以下のように、ビジネスモデル検討と並行しすり合わせながら検討を進めることが望ましいと言えます。
1.ターゲットや参入先業界構造の理解
・ターゲットの意識・行動や参入先の業界構造、先行事例ビジネスモデルなどを確認する
2.ビジネスモデルの具体化
・新規事業のアイディア・構想を具体的な企画・ビジネスモデルに落とし込む
3.必要なビジネス・ストラクチャーの見極め
・ターゲットの意識・行動や参入先業界構造などを踏まえ、必要となるビジネス・ストラクチャーを概要レベルで見極め、定義する
・既存事業のストラクチャーとのFit/Gapを通じて、その活用箇所、変革箇所、新規構築箇所を明確化する
4.ビジネスモデルへの反映
・既存ストラクチャーの変革・新規構築箇所と、新規事業の企画・ビジネスモデルとをすり合わせ、相互に調整する
5.ビジネス・ストラクチャーの構築
・既存ストラクチャーの活用や変革、新規構築により、ビジネス・ストラクチャーを実装する
6.新たなビジネスモデルの実現
・ビジネス・ストラクチャー構築と並行してビジネスモデルを具現化し、新規事業を立ち上げ、グロースさせる
フォーティエンスでは、豊富なコンサルティング実績を基に、上記ビジネス・ストラクチャーの構築も含めて新規事業の創出をご支援します。
新規事業立ち上げ後の「事業グロース」に携わったことのあるビジネスパーソン314名を対象とした実態調査を実施し、“失敗する事業グロースの特徴”を20のポイントとしてまとめました。 そして調査・分析結果に加え、事業グロースを成功に導くための要点を「フォーティエンスの提言」として解説します。
D2C事業の従事者1,239名へのインターネット調査を行った結果、D2C事業が成功した企業はわずか32%に留まり、68%が失敗している事実が明らかになりました。 当社は、これまでのD2C関連プロジェクトの支援実績や国内外D2Cの事例調査、インタビュー調査結果等をふまえ、D2C事業の成功と失敗を分ける16の分岐点を導出し、D2C事業を成功に導くためのポイントを解説します。
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なぜ91%のサブスクは失敗するのか?
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~新規事業の成功確率を高めるには~
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地方分散データセンターは実現するか
(1)企業間から業界全体へ
自社EC・自社アプリ、Webサービス・・・成果につなげるD2Cの“再構築”
【第3回】アセットを活かした事業開発のアプローチ、4つのステップ
【第2回】大企業ならではのアセットを事業機会へと転換するには
【第1回】大企業ならではの事業開発を
【第2回】「パートナー・組織・人材」「全体」に関わる落とし穴と対処法
【第1回】新たなビジネスモデルによる新規事業の必要性と難しさ
【第3回】実効性のあるクローズドループの仕組み
【第2回】CX向上につながるドライバー要因の特定と評価制度設計について
【第1回】古くて新しいカスタマーエクスペリエンス議論の現在地
クリエイティビティが指す未来
【第1回】プロダクトへのAI普及とサステナビリティの波
【第4回】データマネタイゼーションの実現へ向けたアプローチと検討すべきポイント
【第3回】データマネタイゼーションの実現を阻む障壁 5つの障壁と対応策
【第2回】データマネタイゼーションのビジネスモデル
【第1回】「データマネタイゼーション」とは何か
収益貢献のための新ITサービス事業実現に向けたIT部門の役割
【第5回】既存事業との対立を乗り越えるために
【第4回】サブスク事業の成功に向けた“利益方程式”
【第3回】サブスク事業が失敗に至る“負のスパイラル”
【第2回】サブスク事業企画の進め方
【第1回】教科書や書籍では語られないサブスク失敗の要因
なぜ91%のサブスクは失敗するのか?
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